名ぷ原稿のデータできた(反省会会場)
たまたま仕事が少ない時期だったおかげで間に合ったけど入稿時点でペン入れしかできてなかったし進行ヤバヤバだったので今反省をするぞわたしは。えらすぎ。
今回の工程と工程ごとのメモする。
1.プロット
実は8/26レベコン翌日くらいに拓宗のプロットを作っていたので着手は超早かった。たしか1時間くらいで作った。そしてセリフ出しでつまづいて1週間くらい荒れていた。これをもっと遅いタイミングでやっていたらもっと大変だったからえらいぞ。
そして余談だけど拓宗プロットを小説で書いたらめちゃ長そうな予感しかしないのでセリフ出しができていてまんがで進めていても間に合わなかった。
なんやかんや遅れだけどネタ出し以外に困らなかった気がする。
2.セリフ出し
拓宗は上手くいかなかったけど宗拓はあまり問題なかった。危機感がなくてダラダラやったくらい。
3.1ページ毎に入れるセリフの量を決める
決めた端からページ数カウントが増えるのが嫌というどう考えてもやばい理由で逃げていた。2ページくらいやると椅子から離れるという……それがなければ寝れたのでは……。
最終的に15ページという短めのお話になったので、この経験を生かして次からサクサクやろうね。想定より少なくなることもあるぞ!
上述のやべえ理由以外にも、滞りやすい理由がある。作業内容としては基本即興のコマ割りを考えて、小さいコマと大きいコマこれくらいかな〜って進めてるんだけど、微妙に区切りが悪かったりめくってすぐに驚く情報出したいなとか欲が出て頭を使うのが面倒臭くなってやめる。
1番効率的な方法はセリフ出しの時点でセリフとネタの量をページに合わせて調整することなんだと思うけど、ネタのストックが少なめで取捨選択できるほどない&そもそもコマ割り自体が苦手で同時進行ができないから分けた工程なのでござる。つまりこの工程が必要なうちは理論上不可能なのでござるよ。現状はこのままやってみて、もっと上手になったらやってみようね。
4.ネーム
棒人間とセリフだけ描く→下書きする、という予定でいたのだけど、試合シーンはネームと下書きを一緒にやることになった。ので、全然時間が読めなかった。そもそもポージングの引き出しがなく、また棒人間だとえっちかどうかわからなかったのでこうしないと試合ページのイメージができなかった。。というか前回の新刊もそうだったはずだがどうやって進めたのかわからない。
アナログの感覚でガッツリ下書きしてボツになったらもったいないと思っていたのでネーム→下書きに分けていたけど、実際やってみたらPCだとコピペ拡大縮小回転できるからそんなに無駄にならなかった。むしろ導入で適当なイメージしか描いてなくて下書きの足止めくらったりしたので次から積極的に合体させよう。
5.下書き
namoしってるか 試合ページはふつうの2倍以上じかんがかかる
試合ってどうして2人でくんずほぐれつしないといけないんでしょうねー!?1人でもかけないのに描けるはずない。でもそれが見たいのでしかたがないのであった。
俯瞰で合体は1コマ1時間かかることもあるし、そんなのが1ページに2コマあったら2時間かかるし、そんなに集中すると1時間くらいぼーっとするんだよ?知ってた??
くんずほぐれつしてなくてもDF4人と井吹とその様子を伺うしんさまの構図なんか描いたことないからやっぱり1時間かかったよ?
未来のわたし、本当に顔だけのページなら1時間、複数人並べる場合は休憩含めて5時間見てくれ。平日は3時間が限度だからそれはつまり1日1コマしか進まない日も珍しくないってことだよ??
でも見積もりむずかしいから試合前は1ページ2時間、試合始まったら5時間でよろしく。過去の実績からすると6割試合前、4割試合です。
6.ペン入れ&ベタ&吹き出し&集中線
下書きの時点で完成したときのイメージを持つのがまだむずかしいから、ペン入れしつつ様子見で他もやった。ペン入れ自体は試合前30〜1時間、試合始まったら2〜3時間。単純な作業時間とは別で1時間毎に1時間くらいぼんやり休憩が必要だから未来のわたしは余裕持ってやって。ちなみにラストスパートで休憩抜いたら右手が痛くて進みが遅くなったので可能な限り回避して。
ベタを多めにしたら見栄えいいんじゃないかと思って試したらめちゃよかったから次回もよろしく。
7.トーン
試合が始まったらページ全体をなるべく黒くするとなぜかえっちになります。2コマ連続とかで怯まずにどんどんグラデトーンを貼ってください。たまにだったらしんさまの頭のトーンなしでコマ全体にべたっと貼っても許されるどころかむしろいいです。背景にカケアミもよきです。もちろんベタでも最高です。
変なトーン貼らなくてもちゃんと基本トーン貼ればそれなりになります。でもあいしーのトーンはデータで売ってほしいね……1枚500円払っても永久に使えるから安すぎるくらいだし……。
8.あとがき
語りと奥付で30分くらい必要なことを覚えておくこと。
感想フォームを用意しててえらすぎ!
番外1:表紙
各工程の気晴らしに進めていたので時間をとられた印象がない。
締め切りが近づいてきたときに表紙の心配しなくていいのは精神衛生上とても良かったので過去のわたしグッジョブ。
前回はパーツ毎にレイヤー分けて塗り分けしてたんだけど、今回レイヤー1枚で油彩筆でペタペタやったら楽だったのでもう分けるのやめよう。ジャージの色をもう少し濃い青にしたいなー?みたいなときにちょっと困るんだけど、まあでもそれを差っ引いても早くてストレスがない。
ピンク、赤ときたから次R18本を出すとしたら紫かなぁ。
番外2:裏表紙
本文使ってあらすじ入れるの、裏表紙の楽だし見栄えが良くていい。あらすじはさいこうの友人にさいこうのものを作ってもらっているのでテンション上がる。
コマの組方を考えるだけちょっと大変。
もともと中古同人誌屋さんで中身がわからなくて困る(A5だと小説か漫画かすらわからないこともある)ので始めたんだけど思いのほか見栄えが良くて気に入ってる。このあいだ始めて中古屋さんで自分の本が並んでいるのを見たのでやってよかったなぁ。
全然いみわからないんだけど、イベントが終わるとイベントがあります。1ヶ月しかないので実際作業期間は3週間です……?
次はまじで10ページくらいしか作らないと思うので現実を見てがんばってください。
健闘を祈る。
8/26レベコンのプロットメモ
名ぷのプロットを見直していたらそういえばレベコンのプロットが出てきたのでまとめておく。作った時系列は忘れたから最終形のやつ。
レベコン新刊で1番大変だったのは「宗拓って付き合うの!?!?」って騒いでいる私の相手をする友人に間違いないのですが、脳内でどんなシミュレーションをしても全然付き合わなかったのでキャラメイキングもやりました。
参考にしたブログは以下。
はじめてでもよくわからないかもしれない別名義芸のやりかた: 裏庭3.0
「循環する街」のプロットメイキング3 サブプロットとその絡ませ方: 裏庭3.0
実際に作ったキャラプロフ。
今見るといぶきちはあまり変わってない。
しんさまは全部変わってるかな……。今はこんな感じ↓
・アイデンティティ:人を導くのが自分の役割
・正義:自分の望みを叶えるためにはシステム的な効率だけではなく、相手の性格などを含めて検討する
・不足:自分が想定しているより身体の感度がよすぎる(不足か?)
前半のギャグパート。
最初はこれで全部のつもりだったけど、友人に見せたらオチてないという話だったのでセ・パートを作った。
最終的に②のしんさまパートを採用したんだけど、しんさまのモノローグばかりになってしまうので①の要素もちょっといれた。微妙に辻褄合わなくなった分をネームで修正した……んだけど、どこをどう変えたかは忘れました。
今まで7ページ以上のストマンを描いたことなかったのでめちゃくちゃ劣等感があったのですが、なんとかまとまってよかったです!ギャグ10ページ-セ8ページで実質2つのお話なので、18ページのストマンではないんですけどね!
お話は気に入っているのですが、本を読み返すたび線が太くてフォントがでかすぎていまだに笑う。
おわり!
10/21名ぷ新刊のざっくりプロットをつくるメモ
この時期にプロットで大丈夫ですか?とは思ってるけどやらないとしかたがないからね……。落としてもレベコンの東京新刊があるから許して欲しい。
とりあえず前に作ったプロットを見直していきます。
全部載せると新刊のネタバレになっちゃうから最初のほうだけ。
補足:プロットはDynalystというアプリで管理しています。宗拓はコストが高いのでまとまった時間を作ってPCでやることが多いのですが、クマ灰みたいにほとんど固まってて楽にできるやつは電車でスマホ使って進めています。
プロットを作るときはこれ↓
創作しようぜ!プロットをキメろ!!① - イナズマイレブンを観てくれ
と、これ↓
創作しようぜ!プロットをキメろ!!② - イナズマイレブンを観てくれ
を見直しながらやっているんだけど、
> あとラブコメだったらこれも。
> ラブコメがまた書けそうなのでラブコメの書き方について: 裏庭3.0
この記事を見るのを忘れていたので改めてチェックする。
ていうか私が作るやつだいたいエロコメなんだからむしろ毎回この記事を見ればいいのでは……?
チェックするのは1〜6がちゃんとラブコメで組めているか?ですね。リンク先の以下の部分です(引用)。
わたしの短いラブコメ経験によるとラブコメのプロットとはおおむね以下です。
1、ふたりの関係の提示(ラブラブとかセフレとか出会ったばかりとかはじめてのエッチ直前とか)
2、イチャイチャしてるけどいまいちしっくりこない、もしくは片思いで胸が痛いとかの恋の描写
3、すれ違いと葛藤
4、それに対する対処
5、超うまくいってラブラブになる
6、ラブラブハッピーエンド
で、これを参考に自分のプロットを見返すと2の葛藤前の部分が今は1に入っちゃってるんですね。このままでいいのかもしれないけど、せっかくなので直してみました。
内容はほとんど変わってないのですが、2の描写がキモみたいなのでちゃんとそこが重めになって気持ちいい構成になった気がする。導入はこれでいきます。
もう1つプロットの見直しで取り組まないとダメなことがあります。
まずは5のエロパートメモをご覧ください。
いたす内容が決まっていないんですね。えるしっているか、こういう状態でネームをするとろくなことにならない。
こういうときは以下を使います(ダイマ)。
これ、指示通りにサイコロを振ると大抵いい感じのプレイになってめちゃんこ萌えるので暇な時に回しまくるとさいこうです(ダイマV2)。
とりあえず素直に回した結果が以下です。
最終的にしんさまに声を出してもらわないといけないので、「悲鳴のような〜」とか都合がいいですね。さいこう。
いきなりスピリチュアルな話で申し訳ないんですけど、このダイスロールは心の中で推しCPのことを考えながら回すとマジで性癖のプレイを弾き出してくれるので全面的に信頼しています。友人と一緒にやると各々の性癖や作風にあったプレイを出してくれるんですよ!!!!アフターで遊ぶのにもってこいです。
話をもとにもどすと、元々のプロットでしんさまの腕をふんじばることにしているのでオプションパーツを使っています。その他いれたいやりとりはあるのですが、矛盾しているわけではないのでこれを骨にして進めようかな。
これにてざっくりのプロット終わり!
今回作ったプロットをもとにセリフ出しをしていきます〜〜。